脂漏性湿疹のオレオレケア方法を少しずつ書いてみる:その1
Twitterで息子さんが脂漏性湿疹になったかも?という方にフォローされたのでメモ。
発症〜最初の病院を受診
発症は2年前の11月くらいで、右顎が少し赤くなってる程度だったんですが
食べ物でかぶれたのかなー?くらいに考えていて2ヶ月位は放置してました。
かゆみとかもその頃はあまりなかったです。
そのうちどんどん赤みが広がってきて、眉間にも出るようになったので近所の皮膚科を受診。
20分ほど待たされてぶっきらぼうな医者が病名も言わず出した薬はステロイドとヒルドイドクリームの混合薬でした。
しかも3件目の病院の医者に聞いたら、そのステはどうもストロングだったっぽい。
それから事あるごとにこの病院のことはヤブヤブと言いまくってます。
症状が悪化〜2件目の病院へ
結局脂漏性湿疹だったので、強ステを塗り続けても治るはずもなく。
どんどん悪化するので、かかりつけの内科(専門は胃腸だけどアレルギーとかも診てくれる)に相談した結果、アレルギー性皮膚炎の可能性?ということで検査しつつロコイドとヒルドイドローションで治療開始。
結果、症状がではじめの頃によく食べていたものも全てアレルギー反応なし。
何度も言いますが脂漏性湿疹なのでステは効きません。
何本かのロコイドを使い終わる頃には顔中が真っ赤。
落屑も始まりました。
外に出たくないほどの悪化〜3件目の病院へ
この頃は大きめのマスクなしでは会社にすら行けない状態でした。
写真とっておけばよかったけど、顔中ビニール肌&落屑でカピカピなうえに乾燥で喋るたびに顔に痛みが走るような、本当にひどい状態。
この頃からすがるようにネットで同じ症状の人を探し始めました。
そこでヒットしたのが「脂漏性湿疹」だったわけです。
そんな状態でおじゃました同居人の実家で、あちらの親御さんから大変心配していただき、3件目の病院を強く薦められました。
それが今でも通っている横浜の病院です。
一応自分も女性なので、外に出られないほどの悪化に精神的にかなり参っていて、初診の時は同居人に付き添ってもらいました。
担当の医者に「もしかして脂漏性湿疹なんじゃないでしょうか?」と聞いたところ
「脂漏性湿疹と、酒さを併発してますね。ステロイドの副作用です。」
と診断され、ステ断ちをしましょうと提案されました。
出された薬はプロトピックとアクアチム、あと飲み薬の抗生物質&ヒルドイドローション。
とりあえず1ヶ月これで様子を見ましょう、とのことでした。
プロトピックは塗るとものすごいほてりがあって、ほんとに大丈夫なのかすごく不安だったことを覚えてます。続けて使ううちに慣れるんですけどね。
飲み薬はいまはルリッドを出してもらってるのですが、この時もらった薬はもっと強い薬だったようで(名前忘れた)飲んだあと激しい吐き気とめまいが起こったので変えてもらいました。
薬じゃ治らない?民間療法を試す
ステ断ちをしてもなかなか赤みが引かず、その頃転職活動もしていたので焦っていたこともあり、ネットで探した民間療法のうち、すぐに実践できそうな物を試してみることにしました。
それが「洗顔後に食塩水をコットンで塗る」というものです。
当時見たブログのURLを失念してしまったので紹介できないのですが、かなり濃い塩水(海水くらい)を作って、それを洗顔後にコットンで顔全体に塗って殺菌する、という、名づけて「因幡の白兎」作戦です。
ちなみに洗顔はマジックソープのティーツリーでしています。
全員に効果があるとは限りませんが、自分にはこれが効果てきめんで、前日の夜に塩水を塗り翌朝鏡を見たら…赤みが薄くなってる?!
それから毎日塩水を塗り続け、1週間もすると、落屑やピリピリ感はまだあれど、赤みはほぼなくなってました。
この話を医者にしたら「そんなのありえないwwwやらないほうがいいよ」って言われました。でも事実治ってるし、薬だけじゃ治ってなかったし…
というわけでその後も3ヶ月ほど塩水&ヒルドイドうすづけ&ワセリンのケアを続けた結果、今の会社に入る頃は、ほぼ目立たないレベルまで肌の調子を戻す事が出来ました。
ここまで一気に書いて疲れたので、その2に続きます。